ブルースの初期の形態の一つで、19世紀後半にアメリカ南部で生まれたものです。
基本スタイルは、アコースティックギターの素朴な弾き語り。これはラグタイムなどのピアノをギターで真似ることから始まりました。そしてギターの奏法も、フィンガー・ピッキングやスライド・ギターなど、多種多彩。
とはいえ、カントリーブルースにおいては、ギター以外の楽器とのアンサンブルやデュエットを行うケースも多いです。
黄金時代は1920〜30年代。そして戦後のアメリカの音楽シーンにおいて、ロックやR&Bといった魅力的な新ジャンルが数多く誕生する中で、カントリーブルースの人気は衰退していきました。
しかし1960年代のフォークのリバイバルブームにおいて、カントリーブルースは再び脚光を浴びます。この時期には、優れた録音もたくさん収集されました。その後も、カントリーブルースはライ・クーダーなどによって世に紹介されるなど、現代に至るまでその命脈を保っています。